学生時代の留学経験から得られるもの
今の時代、日本から海外へ出て勉強を行おうとする学生は、減少傾向にあると言われています。
当の学生の方々にしても、留学を考えていたり、または経験したという知り合いが少なくなることで、それに対する動機付けが欠けてしまう事にもつながっています。
よって実感が難しいですが、そこには多くのメリットがあります。
実生活の面から考えると、ひとつの人生経験として、アカデミックな場所や状況でもそれを語ることができるようになる事、そしてもちろん、就職活動にだって活かせる強みになります。
ただそのような「留学」というステータスだけを追い求めるのは、あまりにも空虚です。
留学の本質は、自分の興味のある学問において、海外の見地や考え方を学ぶという点にあります。
これは上記のような実用性は少ないのかもしれません。
しかし何か一つの学術に秀でるようになる事、またそこに至る熱中の過程が、自分を高めることは言うまでもないのです。